みなさんこんにちは。見習いエンジです。
今回は、G検定の受験を控えた方向けに、G検定で出題されるトピックをカバーしてる参考書・問題集、模擬試験サイトをご紹介します。
G検定の試験概要などについてはこちらの記事で説明しています。試験概要から知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
私がG検定の対策で使用した教材紹介
知識0から学習するのにおすすめの参考書・講座紹介
ディープラーニングG検定 公式テキスト
- 公式テキストとして数多くの機械学習の手法を解説している
- 機械学習の内容以外にもディープラーニングの歴史や法律も丁寧に解説している
まずは公式テキスト(通称白本)です。全体をまんべんなく学んでいくのに適しています。
内容はディープラーニングの発展の歴史から、手法の解説、現代社会でのディープラーニング実装の実例など多岐にわたり解説されています。 一通り読んだ後も、問題集を解く際に分からなくなった部分を復習するための辞書として使用できるほどの網羅性です。
本の中盤辺り、機械学習の様々な手法の解説辺りから、徐々に分かりにくくなるんですが、理解に苦しんだ時、他の書籍との併用や、個人ブログでの解説記事を探してみるのも良いと思います。1周しただけではなかなか定着しにくいと思うので、章末問題を解きながら細かく読み返すのが効果的です!
Udemy講座【数学/プログラミング不要】ディープラーニングの実装体験でビジネスのためのAI活用を理解する
【数学/プログラミング不要】ディープラーニングの実装体験でビジネスのためのAI活用を理解する
- 「AIとは?」といった基礎から「社会でのAI実装例」という応用まで、G検定で問われる範囲を幅広く動画で学習できる
- ノーコードツールを活用して機械学習モデルを自分の手で実装できる
こちらは、知識の定着から実装までを一気に学習できる網羅性と動画を観ながら学習できる解説の分かりやすさが魅力です。
後半の実装演習では、ノーコードツールを使って実装を行うので、プログラミング未経験の方にも挑戦しやすい内容になっています。ただし、G検定の問題と直結しているわけではないので、この講座のみでG検定合格を狙うというよりも、「前半のAIの知識を習得するパートでG検定の学習を行い、必要に応じて問題集などで試験対策を行っていく」という方法が効率的です。
ディープラーニングの部分は本だけでは理解しにくい箇所も多いので、そういった場合には後半部分で実装のイメージをつけると問題にも取り組みやすくなります。
また、G検定取得後もAIについて学習したくなった時には、後半の実装演習を学習するといった活用方法も可能です。
ちなみに、Udemyではセールが毎月のように行われ、普段の価格よりも割安な価格で講座を購入するチャンスが定期的に来ます。
また、Udemyでは学習期限が存在しないので、「安い時に買っておいて後で勉強したい時に視聴する」という活用方法が可能です。
おすすめの問題集紹介
ディープラーニングG検定問題集
- 試験出題範囲を網羅的に分かりやすく解説している
- 実際の試験と同じ問題が出る
黒本と呼ばれている問題集です。おそらく一番有名な問題集だと思います。
本の構成は、前半が公式テキストの章ごとの問題、後半は模試形式の問題となっています。難易度は、難しすぎず、簡単すぎずといった所感です。
解説の充実度や実践的な問題のボリュームも十分にあり、試験対策としてはもってこいだと思います。1,2周ほど解いてみて、間違えた問題だけ印を付けて後から復習できるようにしておけば十分だと思います。
最短突破 ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)問題集
- 問題数だけでなく圧倒的に解説が充実している
- 他の参考所や問題集に比較的少ない深層強化学習の問題と解説が豊富である
こちらは、赤本と呼ばれる問題集です。
黒本と比べて、あまり有名ではないような気がしますが、私はこの問題集で学んだ内容が一番実践的かつ網羅的だと感じました。黒本を読んで、物足りないと感じた方にはこの赤本をおすすめしたいです。
一番の魅力は解説の充実度です。他の書籍を読んだ後に購入しましたが、解説が非常に丁寧で詳しいので、他の書籍と同じような問題であっても、解説を読んで新しく学ぶ点も多々ありました。
また、白本や黒本を読んでも理解しにくいと感じることが多かった画像認識の分野などは、この問題集のおかげで理解できるようになった事も多かったです。取り組み方は上記2冊と同じです。黒本だけで不安な方にはおすすめの一冊です。
おすすめのサイト紹介
ここからは、できるだけお金をかけないアウトプット学習方法 何冊も書籍を購入せずに演習問題を解きたいという方におすすめのサイトを2つご紹介します。
Study-AI
- 300題以上の無料問題を模擬試験形式で解くことができる
- 試験本番時に辞書としても使用できる
ベータ版であるため答えが数ヵ所間違っているという不具合はありますが,300題以上の問題を無料で解くことができます。
問題集を解いてきた方であれば、ここまでの学習で、試験へ挑むための準備がほとんど仕上がっていますので、力試しや新たな知識獲得にはもってこいです。
このサイトを試験本番中の辞書代わりに使用することもできるので、一度は解いてみると良いですよ。
DIVE INTO EXAM
- 200題以上の無料問題を模擬試験形式で解くことができる
- 試験本番時に辞書としても使用できる
こちらも無料で200問の模擬試験問題を解くことができます。合格判定もしてくれます。
私は、上記で紹介した書籍をそれぞれ1周した後、これらの2つの無料模擬試験サイトを解いてみましたが、一度目は不合格でした。それだけ書籍とは別に新しい知識が得られる機会がありました。
終わりに
今回は、G検定の学習に適した参考書、問題集、模擬試験サイトをご紹介しました。この記事がG検定受験をこれから受験される方の勉強の一助になれば幸いです。