こんにちは。見習いエンジです。2022年6月にOracleMaster Silver SQL 2019に合格しました。
今回は、黒本やOracleが公開している例題といった最低限の教材を用いた学習の結果、本番試験ではヒヤリとした私の経験から、反省を踏まえて追加の教材をご紹介します。
この記事は次のような方向けです。
- 黒本や公式例題を用いた教材だけでは合格できるか不安な方
- 黒本を用いた学習の結果、不合格となってしまった方
- より一発合格の確度を高めたい方
黒本のみの学習から更に対策を進めるための教材
それでは早速、黒本や公式例題に加えておすすめの教材をご紹介していきます。
教材① 「Ping-t 最強WEB問題集 Oracle Master 12c Bronze SQL基礎(1Z0-061)」

webで公開されている無料コンテンツで、黒本よりもSQLの問題を集中的に解くことができます。しかし、旧体系の科目であるため、本番試験とは試験範囲や問われ方がやや異なる点には注意してください。
より時間をかけて、危なげなく一発でしっかりと受かるための勉強にこだわりたければ、Ping-tの正答率を十分に高めてから本番に挑むと良いかもしれません。
私は、約400問中ヒットまたはコンボが半分ほど、ミスが200問ほど残った状態で受験しました。
試験を終えて考えてみると、ミスを減らしてコンボ数をもっと増やした状態で挑んでいれば、もう少し気楽に解けたのかもしれません。
しかし、上述したとおりping-tと本番試験では問われ方や試験範囲がやや異なっていたように感じました。oracle 2019の新体系になってからのバージョンへの対応が済んでいないので仕方ないですね。
個人的には、コンボまたはヒットだけの状態にすると黒本のみの学習をした場合よりは実力が上がっているはずですが、だからといって必ずしも高得点が取れるかは自信がありません。
教材② 「udemyオンライン講座 -1Z0-071: ORACLE MASTER Silver SQL模擬試験問題集(6回分277問)-」

AWSやG検定学習の記事でもご紹介しましたudemyでもoracle silver SQLの模擬試験が受講できます。
「新体系になってからの問題に取り組みたい」方には問題のボリュームもコスパも申し分ないです。
この講座自体、ある程度解いてはいたんですが、全6回中3回分を一周した所でモチベーションが切れてしまい、実際に解いた三回分の模試の正答率も50%程とあまり教材を使い切ることなく試験に挑みました。
ぎりぎり合格できたものの、試験本番中「もし不合格なら、udemyの模擬問題集をちゃんと解いて二回目を受けよう」と決意していましたw 実際、この模擬問題集で問われた問題と似た問題もありましたし、黒本の短所(効率的という意味では長所でもあります。)である高レベル問題の演習量と補足的な知識を経験するためにはこれが手っ取り早いんじゃないかと思います。
黒本は合格レベルに効率的に達するための教材というイメージだと思うので、「高得点を狙ったり、確実性を高めるためには、黒本だけではどうしても情報が足りていなかった」と感じました。未経験で何も知らない状態でも合格を狙えるレベルまで一冊で到達できるだけでも十分な価値はありますが。
追加の教材としてご紹介しましたが、オンライン講座の魅力として、講座の内容がアップデートされることも少なくないので、情報の新鮮味といった意味でもオススメです。
タブレットやパソコン、スマホを中心に使用した学習方法が好きな方は、黒本の電子書籍+udemyという形も採用できますね。
教材③ 「実際にSQLを書く」
効率的な合格を目指す場合は不要かもしれないですが、そもそもの目的はSQLを読み書きできるようになることです。よって、試験前からSQLを書いていたり、試験合格後に業務でデータベースを触る経験がある場合はともかく、「一度は書いてみると良い」というのはよく言われています。
私は、資格取得後にデータベースを触る機会があるのが分かっていたため、(順番が前後しますが)実際にSQLを書くことで学んだことが定着する感覚を実感できています。
oracleを購入しなくてもブラウザで無料でSQLを書く演習問題が公開されています。こちらの記事でも少しご紹介しているのでご参考になれば幸いです。
まとめ
Oracle Master Silver SQLの対策として、黒本や公式例題以外に活用するべき教材についてご紹介してきました。
業務でOracleをよく触る方は黒本だけでも十分に高い点数を獲れるかもしれないですが、本番試験への対策をしっかりやっておきたい方に向けておすすめの教材をご紹介させていただきました。黒本と例題だけでは不安という方は、今回ご紹介した教材をぜひお試しください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。皆さんの合格を祈っています。