【プロジェクトマネージャ試験】独学受験記② -資源・ステークホルダー マネジメント-

プロジェクトマネージャ試験
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こんにちは見習いエンジです。

この記事では、午後Ⅰの過去問から学べる午後Ⅱ対策の論文ネタになりそうな内容をまとめます。

また、午後Ⅰを1周できたら、午後Ⅰの得点を少し記録したいと思っています。本番の結果はどうなるか分かりませんが、記事を読んでくださった方が過去問を解いた時、私を基準にして合格できそうかどうかを判断する材料になるからです。

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はじめに

いよいよ8月も終わり、本番試験まで1カ月と数日となりましたね。他のブロガーさんの記事を読んでいると、だいたい2,3ヵ月前から午後試験対策を始められる方が多いようです。1か月前から始めて一発合格する強者もいらっしゃるようですが…とにかく、モチベーション維持が難しいかもしれないですが、あと一か月頑張りましょう。

私は、H20辺りから午後Ⅰ対策として過去問を解いています。午後Ⅱ対策も時間に余裕がある時に行っています。もう少しでH20~H31の午後Ⅰの過去問を1周するところです。(出来はあまりよくないです。)

ただ、前回の記事同様に他の年の午後Ⅰや、午後Ⅱを解く時のネタとしても使えそうなことを学習できました。今回も汎用性の高そうな内容を中心にご紹介します。

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午後Ⅰ対策 -プロジェクト 資源・コミュニケーション・ステークホルダー マネジメント-

それでは、ここからはPMBOK第6版における知識エリア「プロジェクト資源マネジメント」、「プロジェクトコミュニケーションマネジメント」、「プロジェクトステークホルダーマネジメント」範囲の過去問を解いて学んだ知識についてまとめます。

  • 外部設計後に再見積もりするのは見積精度向上のため
  • 利用者側責任者への体制面での提案は幾つか選択肢がある

1.外部設計後に再見積もりするのは見積精度向上のため

他の年の問題を解いていても、設問で問われることが多い契約関連の重要事項です。

ウォーターフォール開発のメリットの1つとして、要件定義→外部設計→内部設計…と進んでいくうちに、仕様が段階的に明確かく詳細な内容に固まっていきます。逆に言うと、要件定義や外部設計時点では、不確定要素が多く、内部設計時点と比べると各工数の見積もり精度は低くなる可能性が高いです。

不確定要素が多く、精度が低い設計前の時点の見積より、可能ならば外部設計である程度の仕様が固まった後で再度見積りしたほうが精度が高くなるのは明白です。

つまり、外部設計までを委任契約として、それより後の工程を請負契約とする契約形態の場合、初期工程時点の見積に対して、契約形態が請負となる前に再見積が許されるなら、外部設計終了時点で再見積りすれば、より精度が高い見積が可能になります。

2.利用者側責任者への体制面での提案は幾つか選択肢がある

プロジェクトマネージャがコントロールできないような対応が必要になる時は多々あります。例えば、要件定義段階で複数の利用部門から要求を聞いていくと、部門間の意思疎通がうまくとれておらず、部門からの要求の優先順位がバラバラ、結果的に仕様が中々固まらない。というケースがあります。

そのように、プロジェクトマネージャからはどうしようもない時に頼るべきなのが利用者側の責任者です。状況に応じて次のような提案をして対応することを頭に入れておきましょう。

  • 利用者側の担当者間の矛盾や重複を調整してもらう
  • 担当者が技術的権限的に適任ではないと判断できる場合は担当者を変更してもらう
  • 要員追加

特に1つ目の提案(というよりむしろ要求ですが、)は過去問を解いていて何度か解答になっていた内容です。

利用者間、ステークホルダー間での意見が矛盾し、調整が必要となる場合の対策はこのトップダウン的な意見調整の他にもあります。

それは、部門調整のための委員会を設置することです。

幾つかの調整方法があることも頭に入れておきましょう。

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参考書籍

後述ですが、前回の記事でご紹介した通り、私は「みよちゃん本」と呼ばれている参考書でずっと勉強してます。今回の記事もこちらの本の解説に書かれている内容の一部です。

まとめ

今回の内容も文字にしてみれば当たり前な事ばかりです。しかし、設問の文章は素直に知識問題だと教えてくれるわけではないです。様々な問い方をしてきます。

ですので、改めて、こういう要素を頭の片隅に残しておいて、すぐに反応できるようにしておきましょう。午後Ⅱで工夫したポイントとしても書けますしね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。