【プロジェクトマネージャ(PM)試験】午後Ⅰ対策方法

プロジェクトマネージャ試験
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この記事では、午後Ⅰ試験の対策方法についてご紹介します。近年の問題傾向へのちょっとした分析も書いているので、これからPM試験の準備に取り組まれる方は参考にしてみてください。

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午後Ⅰ対策

それでは早速学習方法をご紹介します。

午後Ⅰ対策方法

私は午後Ⅱもさることながら、午後Ⅰ問題でちゃんと6割とれるか心配だったので、数をこなすことで試験に慣れるのを目的として二周しました。勿論、みよちゃん本をずっと使いながら午後Ⅰ試験対策を行っていました。

コツをまとめます。

  • 問題用紙への書き込みは不要
  • 自己採点では部分点はあえて付けない
  • 3問中2問をどう選ぶかのマイルールを決めておく

問題用紙への書き込みは不要

個人的には、みよちゃん本に書いているような問題文への書き込みは不要だと思っています。勿論、リスク要因となるネガティブポイントやPMの考え(「PMは~が重要だと感じた。~が必要だと考えた」)はアンダーラインやチェックすべきですが、あくまで線を引いたり丸で囲む程度でいいと思います。問題文にしっかリ書き込む間に時間が減り、じっくり考えた上で解答するための余裕が少しずつ減るからです。

自己採点では部分点はあえて付けない

自己採点をする時は、念のため部分点をつけずに自己採点してみるのをおすすめします。理由は、本番試験でも部分点をくれるかはっきりと分からないからです。どちらかと言えば点数を低めに見積もっておいて、完答できなかった内容を中心に二周目や復習を行いましょう。「文中に書かれている具体的な名前が漏れていた」、「知識問題だと思っていたら重要なポイントを見逃していた」のような取りこぼしを減らすことにつながります。

3問中2問をどう選ぶかのマイルールを決めておく

何度か手書きかつ3問中2問を選択して2問を1時間45分の中で解いてみることをお勧めします。PCで業務をされている方が多いため、手書きに慣れる意味もありますが、問題ジャンルの得意分野を見極め、より高い得点を狙える問題を選択する練習、集中力を継続して1時間45分を戦うための訓練も必要です。

午後Ⅰ試験本番で2問をどう選ぶ?

私個人のルールではありますが、一番最初の問1で抜粋による解答ができなそうな聞き方をしてくる設問がある問題は避けていました。正解の幅は広いことが多いですが、過去問を解いてきた中で正答率が芳しくなかったからです。

また、3問ある中では問1と問2の得点が問3よりも高いことが多かったという過去問の経験則から、各大問の設問1をチェックし、上記の条件にあてはまらない場合はよほど問3が解けそうに見えない限りほぼ脳死で問1問2を選択して解いていました。

本番でも問1問2を選択しました。ただ、ツイッター等で他の受験者の方の反応を見ていると、問2問3を選ばれている方もよく見受けられました。

近年の問題傾向への所感

H20年度ごろからR3年度まで解き、本番でR4年度の午後問題を解いてきた私が思う問題傾向に関する分析を少し。

H30年ごろまでは知識解答型の問題が多かった午後Ⅰ試験ですが、H31年ごろからは徐々にアジャイル開発やIoT、AIといったDX関連の要素が盛り込まれて来ており、それに伴って知識問題は減ってきている印象です。一方で問題文から解答抜粋型の問題が増えている印象です。

恐らく、SIなどのDXど真ん中の企業に勤めている方でも、まだまだウォーターフォール型のプロジェクトが多かったりするので、その辺りに配慮してくれているのかなと…。

それが良いか悪いかは、みなさんそれぞれの得意不得意があるので一概には言えませんが、個人的には解きやすくなっていると思います。ただ、問題文のボリュームは圧倒的に増えているので、長文問題への苦手意識を持たれている方は対策をしながら慣れておきましょう。

じゃあ、ここ4,5年分だけの過去問を何度もやればいいの?」と言われると少し違うかと思います。最近の午後Ⅰ試験では確かに問題文から解答を抜粋する問題が増えている印象ですが、そもそも抜粋箇所となりそうな要点に着目してマーキングする力や、設問内容や解答を予測しながら読み進める力があった方が解き進めるスピードも上がり、余裕を持った解答が可能になるからです。それらの力はH30年より前の時期の問題でも十二分に磨けます。

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まとめ

プロジェクトマネージャ試験午後Ⅰ試験の対策として過去問を解く際のコツについてご紹介しました。

本番試験ではみなさんご自身のマイルールに従ってしっかり6割とれるように試験対策をしっかり実施しておきましょう🤓